冬に映えるサザンカ みろく自然公園で見頃
香川県さぬき市大川町のみろく自然公園で、冬を彩るサザンカが見頃を迎えている。公園一帯に約600本が植えられており、ピンク色や白色の花が、散策に訪れた人を楽しませている。
サザンカはツバキ科の常緑樹。みろく自然公園管理事務所によると、よく似たツバキが花が丸ごと落ちるのに対し、サザンカは花びらが1枚ずつ散るのが特徴という。
今年は例年同様、11月中旬から少しずつ花が開き始め、今が見頃になった。みろく自然公園中央付近に位置する「つばきの小道」には、道沿いにサザンカ約70本が植栽されており、ピンク色の花を次々と咲かせている。
1日午後に小道を歩いていた徳島県鳴門市の井上綾子さん(77)は「初めて来たが、とてもきれいに咲いている」と笑顔。みろく自然公園管理事務所によると、花びらが落ちると、小道はピンク色に染まり、花のじゅうたんになるという。
花は今後も順次開花し、2021年2月初旬まで楽しめる見込み。
(四国新聞・2020/12/02掲載)
みろく自然公園
所在地 | 香川県さぬき市大川町富田中3286 |
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定休日 | 毎週水曜日、年末年始 |