庵治石トナカイ大きい！ 高松で30作品展示 幻想的な光の「石あかり」も
庵治石で作ったクリスマスのオブジェなどを集めた作品展示「あじｉＳｈｉのあるクリスマス」が、香川県高松市松島町の市こども未来館で開かれている。トナカイや雪だるま、ウサギなどをかたどった愛らしい作品が柔らかな光でライトアップされており、訪れた家族連れらの心を和ませている。12月24日まで。
庵治石で作ったクリスマスのオブジェなどを集めた作品展示＝香川県高松市松島町、市こども未来館
展示は、香川高専と牟礼・庵治地区の三つの石材加工組合の計4団体が主催。4団体では今年、学生と地域団体が会員制交流サイト（ＳＮＳ）を使って地域ブランドの魅力のＰＲ方策などを競うコンテスト「全国地域ブランド総選挙」（特許庁主催）に参加しており、その取り組みの一環で開催した。
1階多目的室には、庵治石の端材を組み合わせたツリーや優しい笑みを浮かべたサンタクロースなど、地元の石材業者がクリスマスをイメージして作った新作を含む約30点を展示。幻想的な光を放つ「石あかり」のほか、サンタ帽をかぶった表情豊かな地蔵も並んでいる。
トナカイが引くソリを表現した大型作品は、実際に試乗できるとあって、訪れた子どもたちが次々にソリに乗り込み、サンタクロースの気分を体感。笑顔で写真などに収まっていた。
開催時間は17:00～21:00。入場無料。問い合わせは高松市こども未来館、電話087-839-2571。
（四国新聞・2020/12/22掲載）
あじｉＳｈｉのあるクリスマス
| 会場 | 高松市こども未来館（香川県高松市松島町1-15-1） |
|---|---|
| 開催日時 | 2020/12/23（水）、12/24（木）17:00～21:00 |
| 入場料 | 無料 |
| TEL | 087-839-2571（高松市こども未来館） |