「天空の七宝鍋」味わって 観音寺 飲食店、冊子で紹介
観音寺市のご当地グルメにと売り出し中の「天空の七宝鍋」と「天空の七宝うどん」を味わえる飲食店などをまとめた冊子が出来上がった。「『天空の七宝』お宝のつまった本」のタイトルで、観音寺信用金庫（香川県観音寺市）が昨年12月に発行。天空の七宝鍋を提供している同市の飲食店10店舗、天空の七宝うどんを提供している5店舗のメニューの特色を、営業時間などのデータや地図と共に紹介している。
「天空の七宝鍋」と「天空の七宝うどん」を味わえる飲食店などを紹介している「『天空の七宝』お宝のつまった本」
天空の七宝鍋、天空の七宝うどんとも具材としてロメインレタスなどを入れ、伊吹いりこでだしを取り、白みそで仕立てるのが特色。まちおこし団体「どっかーん！！と観音寺を盛り上げ隊」（どっかんおんじ！！観音寺を盛り上げ隊＝隊長・須田雅夫同金庫理事長）が編集に当たった。
冊子ではロメインレタスの生産農家2事業者と料理を提供している2店舗、同盛り上げ隊隊員の22事業者についてもＰＲ情報を掲載している。
Ａ5判、オールカラーの48ページ。8千部を作製。掲載している飲食店や同金庫の本支店、公共施設、ＪＲ駅などに置き、自由に持ち帰ってもらっている。
一方、天空の七宝鍋を家庭で手軽に味わえるようにと、同金庫などが昨年11月に商品化した「天空の七宝スープの素（もと）」はその後、販路が大きく広がった。当初は道の駅とよはま（観音寺市豊浜町）だけで販売していたが、マルナカ（高松市）が12月末から県内の全店舗で取り扱いを始めたほか、観音寺市の数店舗・事業所が店頭に並べている。
（四国新聞・2021/01/11掲載）