観音寺市大野原町の山あいでロウバイの木々が黄色の花を開き、かぐわしい香りが訪れた人を和ませている。


山あいに早春の訪れを告げているロウバイ=観音寺市大野原町


 田野々地区の豊稔池近くにあるギャラリー喫茶「まんさく」では、オーナーの大西秀徳さん(74)が敷地内に約300本のロウバイを植え、「ろう梅の里」としてアピールしている。開花は1月中旬と例年より1週間ほど遅かったが、現在はほぼ満開となっている。標高245メートルの山間にあるため、今月いっぱいは花を楽しめるという。

 ひも状の濃い黄色の花をつけるマンサクも時季を同じくして咲き、共に早春の訪れを告げている。

(四国新聞・2021/02/08掲載)


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