スイスで磨いた響きを ユーフォニアム 佐藤采香(高松出身) 20日・高松で独奏会
高松市出身のユーフォニアム奏者・佐藤采香(あやか)(28)のリサイタルが20日、高松市玉藻町のレクザムホール小ホールで開かれる。昨年スイス留学を終え、さらに音色に磨きをかけた佐藤。「スイスで学んだことやユーフォニアムの柔らかい響きを表現したい」と意気込んでいる。
高松一高、東京芸大、同大学院を経てスイスのベルン芸術大を修了、昨年8月に帰国した。2018年には「リエクサ国際コンクール」ユーフォニアム部門で日本人として初めて優勝するなど、海外からも注目を集める。先月2枚目となるアルバム「軒下ランプ」を発売。現在、桐朋学園大音楽部門で非常勤講師を務めている。
プログラムは9曲。旋律の美しいドビュッシーの「美しい夕暮れ」や情緒豊かなスイス民謡、東京芸大の同級生で作曲家・久保哲朗による新曲のほか、新作アルバムの表題曲も届ける。ゲスト奏者は共演を重ねているピアニストの清水初海。
今後、日本での活動を本格化させるという佐藤。「今回は大きな節目となる公演。ソリストとしての決意やお世話になった方々への感謝を伝えたい」と話している。
14:00開演。入場料は一般2000円ほか(全席指定)。問い合わせは県民ホールサービスセンター、電話087-823-5023。
佐藤采香 ユーフォニアム・リサイタル
日時 | 2021年2月20日 開場 13:30 開演 14:00 終演 16:00(予定) |
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会場 | レクザムホール小ホール |
入場料 | 全席指定 一般¥2,000 高校生以下¥1,000 |
TEL | レクザムホール(香川県県民ホール) 087-823-5023 |
(四国新聞・2021/02/18掲載)