遍路ちなみ日本酒８８種 世界遺産登録祈願実行委、セットで販売
「四国遍路世界遺産登録祈願プロジェクト実行委員会」は、四国の50カ所の酒蔵から集めた88種類の日本酒セット「四国銘酒88 おへんろ絵巻」を3月3日から千セット限定で販売する。売り上げの一部は、四国八十八カ所霊場会と「四国八十八箇所霊場と遍路道」世界遺産登録推進協議会に寄付する。
日本酒の販売には、香川県内からは小豆島酒造（小豆島町）、西野金陵（琴平町）、綾菊酒造、勇心酒造（以上綾川町）、川鶴酒造（観音寺市）が協力。ラベルには各札所の歴史的建造物などが描かれ、横1列に並べると1本の遍路道がつながるデザインになっている。
価格は8万8千円。申し込みは5月13日まで。1本300ミリリットル入りで、6月から1カ月に8本ずつ、11カ月にわたって頒布する。ホームページ〈https://www.shikoku88knot.net/〉から申し込む。
実行委では今後も四国の特産を使った商品を企画し、四国遍路の世界遺産登録支援につなげる。
（四国新聞・2021/02/23掲載）