香川県高松市番町の付属高松小学校(永尾智校長)の児童が、四国水族館(宇多津町浜一番丁)のPR動画を作成した。動物の動きに合わせてテロップやBGMを入れるなど、見る人が興味を持つよう工夫を凝らした。四国水族館で28日まで紹介されている。


児童が作成した動画に見入る来館者=宇多津町浜一番丁、四国水族館


 動画の作成は、香川大と四国水族館が昨年締結した包括連携協定に基づく取り組み。新たな観光スポットを多くの人に知ってもらおうと、付属高松小学校の創造活動授業で1~6年生の計35人が昨秋から今月にかけて取り組んだ。

 児童はタブレット端末でイルカやカワウソ、シュモクザメの様子を撮影。イルカの動画では動きに合わせて「大ジャンプ!」「楽しそうに泳いでいるね」などのテロップを入れ、生態に関するクイズを盛り込んだ。

 作成した動画は4本。巨大水槽「綿津見の景」横のスクリーンで映し出している。併せて児童はPRポスターも7枚作っており、その画像を動画と一緒に紹介している。

 四国水族館は「児童のアイデアあふれる作品をぜひ見てほしい」としている。

(四国新聞・2021/02/27掲載)


四国水族館



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