観音寺市観光協会は、市のシンボル、銭形砂絵「寛永通宝」(香川県観音寺市有明町)の夜間ライトアップを通常の緑色から黄金色に似たオレンジ色に変更し、「金運・開運のまち 観音寺」をPRしている。点灯時間は日没ごろから22:00までで、期間は5月9日まで。


黄金色に似たオレンジ色にライトアップされた銭形砂絵「寛永通宝」=観音寺市有明町


 有明浜の白砂に描かれた「寛永通宝」は東西122メートル、南北90メートル、周囲345メートルの楕円(だえん)形。東側の琴弾山の山頂から眺めると、きれいな円形に映る。「見ると健康で長生きし、お金に不自由しない」と言い伝えられ、金運のパワースポットとして県内外から訪れる人が絶えない。

 毎年4月29日には市内外のボランティアによる春季銭形砂ざらえがあり、形を美しく整えているが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、市職員と協力団体のメンバーだけで行う予定にしている。

(四国新聞・2021/04/22掲載)

銭形砂絵「寛永通宝」



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