香川県三豊市高瀬町の高瀬茶業組合(香川英則組合長)は、「体の中から健康で美しく」をキャッチフレーズに、生薬を混合した茶の新商品「薬膳茶たかせ」を2種類発売した。


高瀬茶業組合が発売した「薬膳茶たかせ」2種類と茶つぼ


 ほうじ茶、べに茶(紅茶)をそれぞれベースにしており、抗ウイルス作用があるとされる「板藍根(ばんらんこん)」や漢方薬にも使われる「甘草(かんぞう)」などをブレンドしている。高瀬茶業組合で製茶したほうじ茶、べに茶を中国から輸入した生薬と混ぜて加工。生薬が含まれていることをあまり感じさせない、飲みやすい味わいに仕立てた。

 価格はほうじ茶ベース、べに茶ベースとも、ティーバッグ20個入りが1296円、ティーバッグ40個入りが2160円。30日まではキャンペーン価格として各1037円、1728円で販売している。

 併せて、薬膳茶たかせを入れてもらう茶つぼも発売。地元の窯で一つ一つ手作りした製品で、2種類のうちどちらかのティーバッグ10個が付いて価格は3300円。

 高瀬茶業組合は昨年10月から薬膳教室を順次開講し、薬膳の普及に力を入れている。購入の問い合わせは高瀬茶業組合、0875-74-6011。

(四国新聞・2021/04/30掲載)


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