県内陶芸家の作品を展示販売する「讃岐のやきもの展in丸亀」が、香川県丸亀市中津町ので開かれている。作家それぞれが丁寧に仕上げた個性あふれる作品が並び、愛好家らの目を楽しませている。6月6日まで(水曜休み)。


県内陶芸家の意欲的な作品が並ぶ「讃岐のやきもの展」=丸亀市中津町、画廊・寿美屋


 県陶芸協会(伊藤信夫会長)が香川の陶芸の魅力を知ってもらおうと開いており、丸亀市では初めて。県内に窯を構える会員12人が計約130点を出品した。

 会場には、茶わんやマグカップなど普段使いできる実用品から意匠を凝らしたオブジェまでずらり。伊藤会長は「香川にもいい手仕事をする人がたくさんいることを知ってもらいたい。手に取って楽しんでもらえれば」と話していた。

 開館時間は10:00から16:00まで。入館無料。会場では新型コロナウイルス対策として、来館時の検温、手指消毒を徹底するほか、1時間当たりの入場人数を12人までに制限し、来館者全員に連絡先の提供を求めている。

 29、30日と6月5日には手びねり体験(有料)も予定している。問い合わせは県陶芸協会事務局、090-8286-6478。

(四国新聞・2021/05/24掲載)


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