「天空の七宝」シリーズに初の菓子 チーズサンドせんべい 観音寺
香川県観音寺のご当地グルメにと、地元のまちおこし団体が展開している「天空の七宝鍋」などの「天空の七宝」シリーズに、チーズサンドのえびせんべいが登場した。ぱりっとかむと、天空の七宝鍋のスープと同様に、白みそ、いりこの風味が口に広がる。天空の七宝シリーズの第8弾の商品で、菓子は初めて。
商品名は「白味噌(みそ)いりこのチーズサンド」。モッツァレラチーズをベースに、パウダー状の白みそ、いりこをバランスよく配合したフレーバーを、チーズサンド用に焼き上げた紅白のえびせんべいで挟み込んでいる。モッツァレラチーズはチーズの中では香りが強くなく、味が繊細な白みそ、いりことよく合うという。
えびせんべい製造販売の志満秀(香川県観音寺市)が開発。志満秀では、4種類のチーズをえびせんべいでサンドした「クアトロえびチーズ」が人気商品となっており、チーズサンドの新たなラインアップに加えた。
個包装で1パック5袋入り。希望小売価格は648円。直営店の高松本店(香川県高松市)、観音寺本店(香川県観音寺市)のほか、志満秀オンラインショップなどで販売している。
島光男社長は「元々、天空の七宝鍋のトッピングとして、えびせんべいの表面にメニューをプリントした『プリせん』を使ってもらっている。みそとチーズは発酵食品同士で相性が良く、今回は自社商品を開発した」と話している。
(四国新聞・2021/08/13掲載)