香川県善通寺市大麻町の灸まん美術館ギャラリーで8日、丸亀高校の卒業生でつくる「亀城会」のメンバーによる作品展が始まった。漆芸作品や陶器、洋画などが展示され、来場者を楽しませている。11日まで。

 プロアマ問わず創作活動に励む1967(昭和42)年卒業の同会のメンバーが自分たちの作品を披露する場を設けようと「亀城会42卒作品展」と題して初めて実施。9人が手掛けた計約50点を紹介している。
 会場には、マザー・テレサを繊細な筆遣いで描いた洋画や螺鈿(らでん)の技法を用いた漆芸の造形物、味わいのある茶わん、皿など多彩な力作がずらり。漢詩をテーマにした書も目を引いている。
 丸亀市十番丁の中嶋英文さんは「ユニークな作品がたくさん並んでいて驚いた。皆さんの表現力に感心した」と話していた。

(四国新聞・2021/10/09掲載)


灸まん美術館ギャラリー展示の様子


灸まん美術館

灸まん美術館


所在地 香川県善通寺市大麻町338
開館時間 9:00~17:00
休館日 水曜日
TEL 0877-75-3000


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