香川県高松市の栗林公園で16日夜、秋のライトアップに向けた試験点灯があった。赤や黄色に染まったカエデやイチョウが柔らかな光に照らされ、夜空を鮮やかに彩った。ライトアップは19日から28日までの10日間。



 観賞コースとして、東門と北門を出発点に北湖や南湖、日暮亭などを巡る約2・4キロを設置。南湖沿いの「楓岸(ふうがん)」付近では、カエデが頭上に折り重なるように植えられており、見どころの一つになっている。

 今年ならでは楽しみとして、飛来峰から花園亭までの道沿いに香川県の伝統的工芸品「讃岐提灯(ちょうちん)」などを並べて幻想的な雰囲気を演出。旧日暮亭南の広場には、ガラス玉にドット模様で曼荼羅(まんだら)を描いた地元アーティストの作品を展示する。

 栗林公園観光事務所によると、夜間運航の和船は事前予約制で、現時点で予約が埋まっている。期間中は開園時間を21:00まで延長(入園は20:30まで)。問い合わせは栗林公園観光事務所 087-833-7411。

(四国新聞・2021/11/17掲載)

栗林公園 秋のライトアップ


所在地 香川県高松市栗林町1-20−16
開催期間 2021/11/19(金)~11/28(日)
点灯時間 17:00~21:00(入園は20:30まで)
入園料 大人410円、小人170円ほか
TEL 087-833-7411


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