かがわ文化芸術祭2021/「動物の謝肉祭」多彩に表現 23日、高松で主催公演
香川県民による文化芸術の祭典「かがわ文化芸術祭2021」の主催公演「音楽・舞踊・朗読・美術による『動物讃歌(さんか)』」が23日、香川県高松市玉藻町のレクザムホール小ホールで開かれる。今年没後100年を迎える作曲家サン・サーンスの代表曲「動物の謝肉祭」を中心に、音楽だけでなく朗読やダンスも交えた表現で新感覚の舞台を届ける。
公演は動物にまつわる楽曲をテーマに四つのステージで構成。県内の舞台芸術家のほか、音楽や美術を学ぶ中高生ら総勢65人が出演する。
メインの組曲「動物の謝肉祭」は、小編成オーケストラとピアノで全14曲を演奏。「亀」や「象」といったタイトルが付いた各曲の雰囲気に合わせ、バレエやダンス、獅子舞など多彩なパフォーマンスを組み合わせる。それぞれの演奏前には詩人・谷川俊太郎の作品「動物たちのカーニバル」を朗読する。
さらに、ロシアの作曲家ストラビンスキーの音楽劇「きつね」を取り上げ、地元声楽家が讃岐弁を交えた日本語版で歌声を披露する。動物を演じるダンサーも個性豊かな踊りで舞台を盛り上げる。
このほか、地元の中高生3人が昆虫を題材にしたピアノ曲を奏でるステージも。オープニングでは、コロナ下でヒットしたゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」のメドレー曲をオーケストラの演奏で聴かせる。指揮は大山晃。オケは高松コンテンポラリーソロイスツ。
14:00開演。入場料は一般2000円ほか。問い合わせは香川県県民ホールサービスセンター、電話087-823-5023。
(四国新聞・2021/11/18掲載)
音楽・舞踊・朗読・美術による『動物讃歌(さんか)』
開催日時 | 2021/11/23(火)14:00開演 |
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開催場所 | レクザムホール 小ホール 〒760-0030 香川県高松市玉藻町9-10 |
入場料 | 一般2000円、学生1000円 |
TEL | 香川県県民ホールサービスセンター087-823-5023 |