こんにちは、赤ちゃん　小さい仲間、次々と　しろとり動物園　コツメカワウソ　ブチハイエナ　ワオキツネザル

　東かがわ市松原のしろとり動物園で、動物たちの赤ちゃんが次々と誕生し、一般公開されている。昨秋に同園として初めてコツメカワウソの繁殖に成功し、四つ子が誕生。今年に入ってからはブチハイエナが三つ子、ワオキツネザルが双子を産み、それぞれ愛きょうのある姿が来園者を楽しませている。

　コツメカワウソの赤ちゃんは昨年１０月に誕生。同園で飼育する雄のチョコ丸と雌のバンカーの間で子宝に恵まれ、赤ちゃんは現在体長４０～５０センチほどに成長。４月上旬から３匹を同園出口付近で公開し、水遊びをしたり、追いかけっこをしたりする愛らしい姿を見ることができる。もう１匹はショーに向けてトレーニングを積んでいる。

---

---

　ブチハイエナの三つ子は１月下旬、ワオキツネザルの双子は３月中旬に生まれた。特にブチハイエナの三つ子は極めて珍しく、生まれてからも成育が難しいとされるが、ガブ、ヤミー、キュルと名付けられた３匹はすくすくと成長。出産直後は約３０センチだった体長は現在約６０センチとなり、体重も５、６キロまで増えた。

---

---

　白と黒の輪のように見えるしま模様の尾が特徴のワオキツネザルの双子は３月１２日に誕生した。現在は体長が１０センチほど伸びて約２０センチまで育ち、おりの中で母親のマルコの体にぴったりと寄り添っている。

---

---

　同園では４月中旬に誕生したヤギの双子も公開している。入園には所定の料金が必要。問い合わせは同園〈０８７９（２５）０９９８〉。

（四国新聞・2019/04/25掲載）

しろとり動物園

---

---

---