香川県や香川県農協は26日、県産小麦「さぬきの夢」を使ったうどんと、品質にこだわった県産野菜「さぬき讃ベジタブル」を組み合わせた商品を販売するフェアを始めた。県内のうどん店で、旬の金時ニンジンやレタスなどを使ったメニューを楽しめる。12月5日まで。


香川県産のレタスや金時ニンジンなどが入った「鍋焼うどん」(右)と「肉マヨぶっかけ」

香川県産のレタスや金時ニンジンなどが入った「鍋焼うどん」(右)と「肉マヨぶっかけ」


 消費拡大を目的に、今夏初めて企画した夏野菜とうどんのコラボメニューが好評だったことを受け、今回は冬野菜のフェアを開催。さぬきの夢を扱う県内17店舗が参加し、各店は県農協から提供を受けたレタスや金時ニンジン、ブロッコリーなど6品目の県産野菜を使ったしっぽくうどんや鍋焼きうどんなどを考案した。

 この日、綾川町滝宮のうどん店「さぬきうどんの駅綾川」で野菜の贈呈式があり、同店を経営する民サ麺業(高松市)の香川隆昭社長は「冬場にお薦めの鍋焼きうどんなどに地元野菜を使った。フェアを通じておいしさをPRしていきたい」とあいさつ。同店では金時ニンジンやレタス、青ネギを使った「鍋焼うどん」(680円)と「肉マヨぶっかけ」(530円)を提供する。

 フェアの参加店は県のホームページで確認できる。

(四国新聞・2021/11/27掲載)


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