ビームスと工芸品コラボ　栗林庵、香川県内１６事業者が展示販売

　セレクトショップを運営するビームス（東京）と香川県内の事業者が連携して開発した伝統的工芸品や地場産品などを販売するイベントが、香川県高松市の栗林公園にあるかがわ物産館「栗林庵」で開かれている。若者に人気のショップを展開する同社ならではの視点を生かした商品が並び、伝統工芸の新たな可能性を紹介している。来年1月10日まで。

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　同社は2019年から県と連携し、県内の事業者に特別に発注した伝統的工芸品などを東京の店舗やオンラインショップを通じて販売してきた。今回は、16事業者が手掛けた商品約40点を展示販売している。

　今回、「円」をテーマに各事業者に縁起物の製作を依頼し、鶴や松竹梅をモチーフにした讃岐かがり手まりのほか、組手（くで）障子の技術を生かしたサッカーボール型のパズルなどユニークな商品が並ぶ。香川漆器の5技法を使ってトラや牛といったアニマル柄を表現したカップや金色の張り子の虎などもあり、観光客らがお気に入りの商品を買い求めていた。

　期間中の週末は職人らが来店し、商品をPRする。今回展示している商品は来年2月13日まで、同社の公式オンラインショップでも取り扱っている。

（四国新聞・2021/12/09掲載）

栗林庵

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栗林庵

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