ロシア音楽の粋 味わって 指揮三ツ橋、ピアノに宮崎(高松出身) 瀬戸フィル、来月18日定演
瀬戸フィルハーモニー交響楽団の第36回定期演奏会が2月18日、香川県高松市のサンポートホール高松大ホールで開かれる。今回は気鋭の指揮者三ツ橋敬子のタクトでチャイコフスキーらロシアの作曲家を特集。ソリストにはロシアで長年研さんを積んだピアニスト宮崎朋菜(高松市出身)を迎え、聴衆にロシア音楽の醍醐味(だいごみ)を味わってもらう。
三ツ橋は小澤征爾らに師事し、イタリアの国際指揮者コンクールで最年少優勝するなど注目を浴びた。NHK交響楽団などの著名オーケストラと数多く共演しており、情熱あふれる音楽で高い評価を受けている。
宮崎は東京芸術大を経てチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院大学院を修了し、ロシアの正統なピアニズムを学んだ。約20年にわたってロシアを拠点にオケとの共演やリサイタルを重ねて2020年に帰国した。
公演のプログラムは、メインとなるチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」や同「交響曲第4番」、グリンカの幻想曲「カマリンスカヤ」。同楽団は「楽団21年目のスタートとして原点に返ったプログラム。ロシアの著名な作品を楽しんでほしい」としている。管弦楽は約60人編成。
19:00開演。S席4千円ほか。問い合わせは瀬戸フィルハーモニー交響楽団、電話087-822-5540。
(四国新聞・2022/01/05掲載)
第36回 定期演奏会
所在地 | 香川県高松市サンポート2-1 大ホール(ホール棟3F) |
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開催日程 | 2022年2月18日(金) 19:00~21:00(開場18:20) |
料金等 | 前売・当日とも
S席 4,000円
A席 3,500円
学生席 1,500円 |
TEL | 087-822-5540 |