バレンタインデーに花を贈る「フラワーバレンタイン」をテーマに、主に三豊市産の花きを使ったフラワーモニュメントが三豊市役所1階に展示されている。マーガレット、ヒマワリなど17種類が彩り豊かに飾られ、来庁者を楽しませている。15日まで(土日祝日を除く)。


三豊市産のマーガレット、ヒマワリなどを使ったフラワーモニュメント=三豊市役所

三豊市産のマーガレット、ヒマワリなどを使ったフラワーモニュメント=三豊市役所


 香川県農協三豊花卉(かき)部会が、花きの魅力を発信し、新型コロナウイルスの影響で減少している需要の喚起につなげようと企画した。フラワーバレンタインにちなんだ市役所での展示は、花の里かがわ推進委員会(事務局・香川県農業生産流通課)が昨年行っており、2回目。

 花材は、同市が生産量日本一のマーガレットをはじめ、ラナンキュラス、ダリアなど。チューリップやサイネリアの鉢植えもあり、春が訪れたような華やぎを演出している。正面には写真撮影用に椅子を置き、相合い傘をイメージしてヒマワリを飾り付けている。

 県産花き取扱協力店の「Flower Station NIINA(ニーナ)」(香川県三豊市高瀬町)が制作。花と一緒に写真を撮影し、「#みとよフラバレ」のハッシュタグ(検索目印)を付けて会員制交流サイト(SNS)に投稿するよう呼び掛けている。

 自宅で鉢植えを100鉢ほど育てている三豊市高瀬町の真鍋靖治さん(79)、敏己さん(75)夫妻は「どの花もきれい。家にばかりいるので、見に来て良かった」と顔をほころばせた。

(四国新聞・2022/02/13掲載)



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