三豊でバレンタインイルミ 「光のお花畑」街彩る 住民団体、２６日まで
「光のお花畑」へいらっしゃい―。香川県三豊市仁尾町の市民センター仁尾の敷地や建物を約4万2千個の発光ダイオード（LED）で飾り付けた「バレンタインイルミネーション in NIO 2022」が開かれている。新作として135個の花びらを模したオブジェを運河沿いの芝生にちりばめ、花畑に見立てている。点灯期間は26日まで。時間は日没から21：00ごろまで。
花畑をイメージしたオブジェなどが飾られているイルミネーション＝香川県三豊市仁尾町、市民センター仁尾
住民団体「まちづくり推進隊仁尾」（渡辺究理事長）がにぎわいづくりを目的に2014年から開催。9回目となる今年のテーマは「今宵は光のお花畑でおもてなし」で、同推進隊の女性メンバーが中心になり、ペットボトルを再利用して花畑のオブジェを作った。
毎年協力している観音寺総合高校の生徒たちの作品もバージョンアップ。アーチとシンデレラのオブジェが出迎えてくれ、シンデレラは顔を出して写真を撮影することもできる。
また、新型コロナウイルスに対応する医療従事者への感謝の気持ちを表すため、藤棚をイメージしたブルーの電飾が昨年に続いてお目見えした。
11日に点灯式があり、カウントダウンとともに電球に明かりがともると、参加者から拍手が起こった。予定していた中学生のハンドベル演奏などは新型コロナ感染防止の観点から中止。渡辺理事長は「いろいろな行事が無くなっている。イルミネーションを見て心が温かくなってもらえれば」と話した。