香川県内を中心に活躍しているソプラノ歌手、岡清美とバリトン歌手、河口教昌(のりまさ)のきょうだいが15日、観音寺市観音寺町のハイスタッフホール大ホールでリサイタルを開く。2人でステージに立つのは16年ぶりで、河口は「それぞれの活動の成果を、感謝を込めて披露したい」と意気込んでいる。


デュオリサイタルを開く岡(左)と河口

デュオリサイタルを開く岡(左)と河口


 共に丸亀市出身。岡は丸亀高から東京学芸大大学院修了。オペラのソリストを多く務めるほか、和楽器の笙(しょう)奏者としても活動している。

 河口は坂出高から東京芸大卒。現在は瀬戸フィルハーモニー交響楽団に所属し、週3回の人工透析を受けながらも旺盛に活動している。

 今回は岡が50歳を迎えるのを機にデュオリサイタルを企画。当日は、前半20分ずつをソロで担当し、後半にデュエットの演目を設ける。オペラ曲のほか、中島みゆき「ヘッドライト・テールライト」、木村弓「いつも何度でも」などポピュラーの名曲を河口が編曲し、息の合ったハーモニーを響かせる。

 午後2時開演。入場料は一般2千円ほか。問い合わせは事務局〈090-5710-2951〉。

(四国新聞・2022/05/06掲載)


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