バラ10万本色鮮やかに 丸亀・ニューレオマ
香川県丸亀市綾歌町のテーマパーク「ニューレオマワールド」で四国最大級の10万本のバラが楽しめる「春の大バラまつり」が開かれている。大小の花々が芳香を放ちながら、赤や黄、白、ピンクなど色鮮やかに咲き誇り、来園者を楽しませている。6月12日まで。
まつりは2016年度から開かれ、オリエンタルトリップ内に世界各国のバラを植栽。「クイーンエリザベス」や「プリンセスミチコ」など著名人の名前が付けられた花もあり、計約400種に上るという。
「不思議の国のアリス」をテーマにした「アリスイングリッシュローズガーデン」や、カンボジア・アンコールワットの遺跡を再現したゾーンに広がる「大バラ庭園」、全長160メートルの「つるバラロード」など、エリアごとに趣向を凝らして整備。岐阜大と国との共同研究で生まれたオリジナル品種「レオマローズ」も見頃を迎えている。
愛媛県西条市から夫婦で訪れた越智賢二さん(66)は「初めて来たが、植栽にボリューム感があり、迫力が出ている。周辺の建物ともマッチしており、素晴らしい」と話していた。
有名ブランドのバラを集めた恒例の即売会も人気を集めており、あじさいの展示販売を行う「あじさい祭」(6月26日まで)も同時開催している。
所定の入園料が必要。火曜休園。問い合わせはニューレオマワールド、電話0877-86-1071。
(四国新聞・2022/05/21掲載)