来年の弘法大師空海生誕1250年を記念し、香川県善通寺市の総本山善通寺(菅智潤法主)は空海の誕生日とされる15日、参拝者に限定御朱印の授与を始めた。


空海生誕1250年を記念した限定御朱印とカード

空海生誕1250年を記念した限定御朱印とカード


 限定御朱印は通常の御朱印より大きい縦15センチ、横20センチで、空海が「真魚(まお)」と呼ばれた幼い頃の稚児大師立像(総本山善通寺所蔵)の写真を掲載。「稚児大師」の文言の両脇に、大師の父母を祭った「佐伯明神」「玉寄明神」の文字を書き添え、両親あってこその大師との意味を込めた。

 また今回は特別に、縦12センチ、横6センチの御影(みえ)(肖像)カードもセット。光の当たり具合で色が変わるホログラム仕様で、稚児大師立像のイラストが描かれている。

 限定御朱印は千円。このほか記念Tシャツなどの販売も行い、生誕1250年に向けて機運を高めている。問い合わせは総本山善通寺〈0877-62-0111〉。

(四国新聞・2022/06/16掲載)



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