「ボタン寺」として親しまれている香川県三豊市山本町の薬王寺(松浦祐豊住職)は、来年の弘法大師空海生誕1250年を記念した御朱印を授与している。


薬王寺が授与している弘法大師空海生誕1250年記念の御朱印

薬王寺が授与している弘法大師空海生誕1250年記念の御朱印


 御朱印は縦15センチ、横21センチで、空海の幼少期の「稚児大師」がボタンの花の上で合掌しながらほほ笑む姿を色鮮やかに描いている。手がけたのはイラストレーター唐木みゆさん=埼玉県在住=。松浦住職が一枚一枚に筆で「転生」としたためている。授与は空海の誕生日とされる6月15日から始めた。

 納経料は千円で、500枚限定。お接待として御朱印と同じ絵柄の「御誕生記念クリアファイル」を一緒に渡している。

 松浦住職は「弘法大師御誕生1250年を1人でも多くの人に知ってもらいたいと思い、制作した」と話している。問い合わせは薬王寺〈0875-63-2581〉。

(四国新聞・2022/07/12掲載)



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