名曲の魅力に浸って 瀬戸フィル定演 来月4日、レクザムホール 指揮は大友直人さん ソリストに佐藤まどかさん
高松市を拠点に活動を展開する瀬戸フィルハーモニー交響楽団が9月4日、香川県高松市玉藻町のレクザムホール大ホールで第37回定期演奏会を開く。今回は国内外で活躍する指揮者の大友直人さんを招き、チャイコフスキーの「バイオリン協奏曲」とブラームスの「交響曲第4番」を選曲。オーケストラの定番ともいえる構成でクラシックの魅力を伝える。
大友さんは群馬交響楽団の音楽監督などを歴任。現在は東京交響楽団の名誉客演指揮者などを務め、海外オケの公演にも度々出演している。ソリストに国際コンクールで多数の入賞歴がある佐藤まどかさんを迎える。
プログラムのうち、チャイコフスキーの協奏曲は「四大バイオリン協奏曲」とも称される名曲。美しい旋律で幅広い年齢層に親しまれており、ソリストの情感あふれる演奏が聴きどころ。「交響曲第4番」はブラームス自身が「最高傑作」と称したとされ、大友さんの洗練されたタクトで重厚感に満ちた響きを届ける。編成は約60人。
同楽団理事の宮崎節二さんは「今年で楽団21年目。クラシックの原点に返り、オーケストラ音楽のファンを増やしていきたい」と話している。
午後2時開演。入場料はS席4千円ほか。問い合わせは瀬戸フィルハーモニー交響楽団、電話087-822-5540。
(四国新聞・2022/08/24掲載)
瀬戸フィルハーモニー交響楽団 第37回定期演奏会
会場 | レクザムホール 大ホール(香川県高松市玉藻町9-10) |
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日時 | 2022年9月4日(日)午後2時開演 |
入場料 | S席4000円、A席3500円、学生(高校生以下)1500円 |
TEL | 087-822-5540 |