うどん食べて走ろう 中讃で来春「マラニック」 2日かけ100キロ8店巡る
うどん店巡りとマラソンを同時に楽しむ大会「ウルトラうどんマラニック2023中讃スペシャル」が、来年3月4、5日に中讃8市町で開催されることが決まった。8市町で組織する実行委(委員長・辻村善通寺市長)が21日発表した。2日間かけて、うどん店8店約100キロを駆け巡る超ロングコースを設定、全国のランニングマニアに中讃の魅力をアピールする。
マラニックは、マラソンとピクニックを合わせた造語で、42・195キロを超えるウルトラマラソンをピクニック気分で楽しんでもらおうと、2018年に始まった。コース沿いのうどん店をランナーの休憩所に指定、各店ができたてのうどんを提供する仕組み。
過去4回はいずれも高松で開催した。来年の弘法大師空海生誕1250年記念事業として、中讃での実施が決まり、初の2日がかりのコースを設定した。
1日目は温室で食べることで知られる根ッ子うどん(多度津)から、さぬきうどんむぎ(宇多津)、山下うどん(坂出)、純手打ちうどん・よしや(丸亀)の4店を巡る約45キロ。2日目は、普段は10分間だけ営業している大庄屋(琴平)を皮切りに、三嶋製麺所(まんのう)、池内うどん店(綾川)、山下うどん(善通寺)を巡る約55キロで、両日とも善通寺市役所が発着点となる。
コース沿いには満濃池や丸亀城などがあり、実行委は「中讃のおいしいうどんと、沿道の景観を楽しんでもらえたら」としている。
2日間計100キロの部(定員120人)のほか、1日目だけの45キロの部(同30人)、2日目だけの55キロの部(同30人)もあり、参加費は100キロが1万5千円、45、55キロが各1万円。エントリーは11月1日から実行委のホームページ〈http://ultraudon.jp〉で受け付ける。問い合わせは事務局〈087(848)9085〉。
(四国新聞・2022/10/23掲載)