若冲カレンダー、きょうから授与 金刀比羅宮 奥書院の障壁画掲載
金刀比羅宮(香川県仲多度郡琴平町)は1日午前9時から、来年のカレンダーの授与を始める。江戸期の人気絵師・伊藤若冲の作品をデザインしており、若冲ファンの注目を集めそうだ。
カレンダーに採用したのは、奥書院にあり現在は非公開となっている障壁画「百花の図」(花丸図)。一面に描かれた約200種の花々の中から、1月のツバキ、2月のウメ、3月のモモなど、月ごとに異なる花を掲載した。併せて、同宮の神事なども紹介している。
またカレンダーには、限定御朱印紙が付く。月替わりの花に合わせたデザインで、12種類がセットとなっている。
カレンダーはA3サイズの壁掛けタイプ。本宮前の札所で授与、初穂料千円。なくなり次第終了。郵送可。問い合わせは同宮祭務課〈0877-75-2121〉。
(四国新聞・2022/11/01掲載)