香川県丸亀市一番丁の丸亀城大手門広場で「第51回丸亀城菊花展」が開催されている。愛好家が愛情を注いで育てた約400鉢の色鮮やかな花々が秋の城内に彩りを添えている。13日まで。


丹精込めて育てた作品が並ぶ丸亀城菊花展=丸亀市一番丁


 市菊花同好会(山本直樹会長)が毎年開催。今年は会員24人が出展した。
 大菊12鉢組の部門は大菊を3本ずつ植えた鉢が4列3段に並ぶ。鉢ごとに品種が異なり、直径20センチ以上もある大輪の赤、白、黄色の花をバランス良く配置。巧みな樹形が楽しめる盆栽菊なども出品されており、会場では即売も行っている。
 初日の10月21日には開園式があり、関係者がテープカットで開幕を祝福。山本会長は「丸亀の秋の風物詩として認知されている。先人の努力あってこそで、今後も精進したい」とあいさつした。

(四国新聞・2022/11/03掲載)



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