香川県高松市の栗林公園で18日、秋のライトアップが始まった。見頃を迎えた鮮やかなカエデやイチョウが宵闇の空に映え、大勢の来園者が晩秋ならではの雰囲気を満喫している。27日まで。



 南湖沿いの「楓岸(ふうがん)」周辺は、カエデが石畳の通路をトンネル状に覆い、頭上に赤や黄色のコントラストを描いている。紫雲山の麓にある枕流(ちんりゅう)亭や日暮亭周辺も撮影スポットで、来園者はカメラやスマートフォンを片手に、好みのアングルを見つけては幻想的な光景を切り取っていた。
 家族3人で訪れた東かがわ市町田の会社員三谷慶和さん(32)は「秋らしく黄色に色付いた葉に光が当たり、昼間と異なる美しさを味わえた」と話していた。
 期間中は開園時間を午後9時まで延長(入園は同8時半まで)。問い合わせは栗林公園観光事務所、電話087-833-7411。

(四国新聞・2022/11/19掲載)



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