香川代表の芸術家９人の秀作ずらり 多度津町立資料館
香川県仲多度郡多度津町家中の町立資料館で、企画展「香川の芸術家展」が開かれている。同町在住の彫刻家速水史朗さんをはじめ、画家・猪熊弦一郎さんや彫刻家のイサムノグチさん、流政之さんら香川を代表する作家の作品を並べ、来館者の目を楽しませている。30日まで。
香川を代表する作家の秀作を集めた「香川の芸術家展」＝香川県仲多度郡多度津町家中、町立資料館
同町を舞台に開かれている「たどつアートフェスティバル2022」の一環。画家・門脇俊一さん、版画家・武田三郎さん、洋画家・小林萬吾さんらを含め、9人の絵画や造形作品など計24点を集めた。
このうち速水さんの作品は神戸市に実物が設置されている彫刻「太陽の門」を制作するために試作したひな型。「かまど茶会」のためにデザイナーの和田邦坊さんがデザインしたうちわなどもある。
開館時間は午前9時～午後5時。月曜休館。無料。問い合わせは多度津町立資料館、電話0877-33-3343。
（四国新聞・2022/11/23掲載）