香川県仲多度郡まんのう町吉野の国営讃岐まんのう公園で26日、冬の夜を彩るイルミネーションイベント「ウィンターファンタジー」が始まる。今年のテーマは「ライフ・イズ・ビューティフル」。生活や生命の美しさを約65万個の発光ダイオード(LED)で表現し、幻想的な光の空間を演出する。


試験点灯で幻想的な空間を演出するイルミネーション=まんのう町吉野、国営讃岐まんのう公園

試験点灯で幻想的な空間を演出するイルミネーション=まんのう町吉野、国営讃岐まんのう公園


 イベントはクリスマスシーズンに合わせて毎年開催しており、今回で17回目。約3万2千平方メートルの丘陵地を会場に、中央部分を地球をイメージした配色で彩り、周辺にゾウやイルカなどの動物、花や木、ハートなどの模様を浮かび上がらせる。平和への祈りを込めて、人と人が手をつなぐ世界も描く。
 高さ10メートルのシンボルツリーや、高さ5メートル、4900個のグラスを使ったシャンパンタワーも見どころ。高松工芸高校の生徒作品と連携した光のトンネルも設置。拡張現実(AR)を利用したスタンプラリーも実施する。
 期間は来年1月9日までで、午後5時ごろから同9時まで点灯する。12月10、17、24、25日の4日間は午後10時まで開園時間を延長。休園は毎週火曜日だが、12月27日と1月3日は開園する。12月29日から1月1日は休園。

(四国新聞・2022/11/26掲載)


国営讃岐まんのう公園



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