道の駅源平の里むれ(香川県高松市牟礼町)は4日から、スルメイカをとっくりの形状に加工した「徳利いか」と県産の地酒をセットにしたオリジナル商品「『徳利いか』に合うお酒」を限定販売する。



 日本酒の国内消費が低迷していることから、地域の特産品と連携させることで新たな日本酒の味わい方を楽しんでもらおうと同道の駅が企画。干物の製造などを手がける鞍岡商店(京都府)の商品「徳利いか」と、西野金陵(香川県仲多度郡琴平町)の本醸造酒「真紅」を組み合わせた。
 日本海で水揚げされたイカの胴を使ったとっくりに熱かんを注ぎ、イカの耳のおちょこで少しずつ味わってもらおうというもの。地酒の魅力と一緒に、イカの風味を楽しめる。とっくりは飲み終わった後、あぶってつまみとして味わうことができる。酒は一瓶300ミリリットル入りで、県出身の絵本作家、やましたみほこさんが描いたラベルをあしらっている。
 価格は1370円。240セットを販売する。売り切れ次第終了。問い合わせは道の駅源平の里むれ、電話087-845-6080。

(四国新聞・2023/02/04掲載)



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