「かじ祭り」笑って食べて ４年ぶり、屋台と芸人ライブ ２６日・高松市中央公園
吉本興業の香川県住みます芸人として活躍する梶剛さん（41）＝香川県三豊市出身＝が企画、運営する「かじ祭り」が26日、香川県高松市番町の高松市中央公園で開かれる。香川のグルメや雑貨など約50ブースが出店するほか、総勢23組の若手芸人によるステージライブも実施。梶さんは「いつも応援してくれる県民の皆さんへの恩返し。笑って食べて楽しんで」と来場を呼びかけている。
「かじ祭り」への来場を呼びかける梶さん＝高松市中野町、四国新聞社
かじ祭りは、香川でイベントの司会などとして活躍する梶さんが地元を盛り上げようと2017年にスタート。4回目となる今回は新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となる。
会場では県産品を使った料理やスイーツといった飲食店をはじめ、地元野菜や手作りアクセサリーなど多彩なブースが出店。今回は初の取り組みとして、芸人が売り子となる屋台が登場するとあって人気を集めそう。
ライブには梶さんの元相方であるムーディ勝山さんやノンスタイルの石田明さん、ネゴシックスのほか、ビスケットブラザーズら香川出身芸人が所属するコンビも駆け付ける。来場者が写真を交流サイト（SNS）に投稿するフォトコンテストも実施する。
かじ祭りはこれまで琴平町と坂出市で行われ、高松市が会場となるのは今回が初めて。梶さんは「数年前から高松の商店街の活性化に関心があり、かじ祭りに来た人に商店街にも足を運んでもらえたらと考えた。今回は授乳やおむつ交換のスペースも用意したので、ぜひ家族で訪れてほしい」と話している。
開催時間は午前10時～午後4時。入場無料。
（四国新聞・2023/03/23掲載）