善通寺五岳の里・市民集いの丘公園(香川県善通寺市吉原町)で、青空のような鮮やかな色の花を咲かせるネモフィラが見頃を迎えている。ちょうど満開になっている桜との競演を楽しめる撮影スポットとして、来園者の人気を集めている。


咲き誇るネモフィラと桜=香川県善通寺市吉原町、善通寺五岳の里・市民集いの丘公園

咲き誇るネモフィラと桜=香川県善通寺市吉原町、善通寺五岳の里・市民集いの丘公園


 ネモフィラは北米原産の1年草で、同公園では約200平方メートル、約4千株を栽培している。園内には25種約350本の桜も植えられており、中でもネモフィラとソメイヨシノが隣接する場所は、会員制交流サイト(SNS)などを通じて注目が高まっている。
 好天に誘われて大勢の家族連れらが訪れており、地面に広がるスカイブルーの花と、見事な枝ぶりのピンクの花の対比に感嘆の声を上げ、写真撮影を楽しんでいる。友人と3人で訪れた丸亀市の女性(69)は「去年も見て感動したので、友人を誘った。他にもいろいろな花が楽しめて、穴場だと思う」と話した。
 同公園によると、ネモフィラは4月中旬ごろまで楽しめる。

(四国新聞・2023/04/02掲載)



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