香川県東かがわ市松原の白鳥神社(猪熊兼年宮司)の参道などに400個近い風鈴が登場。日増しに気温が上昇する中、吹き抜ける風を受けて優しい音色を奏で、参拝者らに涼を届けている。設置は8月15日まで。


参拝者らに涼を届けている風鈴=香川県東かがわ市松原、白鳥神社

参拝者らに涼を届けている風鈴=香川県東かがわ市松原、白鳥神社


 風鈴は直径約7センチのガラス製で、黄や赤、オレンジ、ピンクなど全6色。随身門(ずいじんもん)前に288個、手水(てみず)舎に98個の計386個を飾っている。下部に同神社で生育した「縁結びの木」として知られる梛木(なぎ)の葉と、願い事を自由にしたためられる短冊が付いている。
 同神社では、参拝者に涼しい気持ちになってもらいたいと2021年から夏場に風鈴を設置。短冊は1枚300円で、社務所で受け付けている。同神社は「今年も色とりどりの風鈴を飾っている。涼やかな音色を楽しんでもらえたら」としている。

(四国新聞・2023/07/19掲載)



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