四国水族館(香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁)が募集していたケープペンギンのひなの愛称が「せと」に決まった。せとは、まだひな特有のグレーっぽい色が残る体で展示エリア内を元気よく遊んだり泳いだりし、来館者の人気者となっている。


愛称が決まったケープペンギンの「せと」=香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁、四国水族館


 せとは、昨年10月に館内で誕生した雄のケープペンギン。愛称を決めるに当たり、担当飼育員が候補を三つ挙げた中から、来館者を対象に4~5月に投票を実施。応募総数292票のうち、「せと」が最多の180票を獲得した。
 せとは、誕生時に65グラムだった体重は現在3キロ近くになり、体長も約40センチにまで成長。エサの時間には飼育員の足元に真っ先に寄ってくるやんちゃぶりも見せているという。同館は「ひなからどんどん大人になっていくせとを、ぜひ見に来てほしい」と呼びかけている。

(四国新聞・2023/07/29掲載)


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