香川県小豆郡小豆島町田浦の二十四の瞳映画村で、約1万5千本のヒマワリが見頃を迎えている。夏の強い日差しに黄色い大輪が輝き、潮風を受けて揺れる様子が観光客らの視線を引き付けている。花は15日ごろまで楽しめるという。


夏の日差しに輝く満開のヒマワリを楽しむ家族連れ=小豆島町田浦、二十四の瞳映画村


 花畑は同村の中央部に3カ所設けられており、広さは合わせて約2200平方メートル。春は菜の花、夏はヒマワリ、秋はコスモスと季節に応じた花が植えられ、来場者を出迎えている。
 ヒマワリの品種は花弁が引き締まり、形崩れしにくい「サンリッチオレンジ」。今年は5月18日に種をまいた後、6月の長雨でやや成長が遅れていたが以降は順調に育ち、例年並みの7月19日に1輪目が咲いた。現在は1・2~1・5メートル程度の高さになり、濃い黄色の花がほぼ満開になっている。
 大阪府大阪狭山市から家族3人で訪れた小学4年の長谷部翔大君(9)は「ずらりと並んだ花が全部太陽に向かっているのは迫力がある」と笑顔で話していた。

(四国新聞・2023/08/08掲載)



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