四国水族館(香川県宇多津町浜一番丁)は敷地内に芝生エリア「潮風の庭」を整備し、7日から開放した。瀬戸内海を間近で眺めながらピクニック気分を味わえる場所で、水族館にまた新たな魅力が加わることになった。



 同エリアは同館西側の最も海に近い場所にあり、敷地面積は約1100平方メートル。小高い丘があって起伏に富んでおり、海に夕日が沈む様子を眺めることができる絶景スポットでもある。エリア内で寝転んだり、館内店舗で購入した商品を持ち込んで食事を楽しんだりと、思い思いの時間を過ごすことができる。
 初日から親子連れらが同エリアを訪れ、子どもたちと駆け回ったり、散歩したりしていた。千葉県船橋市から2歳の長男ら家族4人で訪れた会社員の福井彩香さん(31)は「水族館では騒げないので、敷地内に子どもが思いっきり体を動かせるスペースがあるのはありがたい」と喜んでいた。

(四国新聞・2023/10/08掲載)


四国水族館



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