三豊市は13日、「天空の鳥居」として知られる高屋神社本宮(香川県観音寺市高屋町)へ向かう林道豊中七宝山線について、落石を受けて実施している通行止めを16日午前9時に解除する予定と発表した。修繕工事が完了し、約2カ月ぶりに復旧する。

 市によると、落石は8月18日に発見され、市は林道を直ちに通行止めにした。大雨が原因とみられている。林道沿いの2カ所で岩石の崩落が見られたことから、土砂を取り除き、のり面にモルタルを吹き付ける工事を実施した。復旧事業費は約500万円で、県が半額を補助した。
 通行止め解除に伴い、土日などに高屋神社本宮と観音寺市中心部を往復していた民間事業者のシャトルバスは21日から運行を再開する。

(四国新聞・2023/10/14掲載)



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