香川県仲多度郡まんのう町吉野の国営讃岐まんのう公園で25日、恒例のイルミネーションイベント「ウィンターファンタジー」が開幕する。今年のテーマは「きらめく光の語らい」。22日夜には試験点灯があり、約65万個の発光ダイオード(LED)が幻想的な世界を浮かび上がらせた。来年1月8日まで。


幻想的な雰囲気のイルミネーション=まんのう町吉野、国営讃岐まんのう公園


 イベントはクリスマスシーズンに合わせて毎年開催しており、今回で18回目。約3万2千平方メートルの丘陵地を会場に、「良い語らい」という花言葉があるトルコギキョウや、大樹から舞う葉と花などが交わる様子を描いている。香川大学教育学部の学生がデザインしたゾーンは、渦や人、しずくなどから誕生の喜びを表現。円すい型のテントで光を見ながら語り合える場所も設けている。
 また、高松工芸高校と善通寺一高校のデザイン科生徒の作品を展示した光のトンネル、4900個のグラスを使ったシャンパングラスタワーも登場。今回初めてデジタルマップを導入し、スマートフォンを利用すれば会場の案内図や自分の現在地がマップ上に表示される。
 点灯時間は、午後5時ごろから同9時まで。12月9、16、23、24日の4日間は午後10時まで延長。休園は毎週火曜日だが、12月26日と1月2日は開園する。12月29日から1月1日の間は休園。問い合わせは国営讃岐まんのう公園、電話0877-79-1700。

(四国新聞・2023/11/24掲載)


国営讃岐まんのう公園



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