瀬戸内海国立公園の指定から90周年を迎える今年、香川県は他の自治体などと連携して記念事業を展開する。指定日の3月16日には高松市の屋島でキックオフセレモニーを開催。記念事業のテーマ、ロゴマーク、イメージポスターもそれぞれ決まり、節目の年に瀬戸内海のPRに力を入れる。


ロゴマーク

ロゴマーク


イメージポスター

イメージポスター


 記念事業のテーマは「世界の宝石 瀬戸内海へ~出逢(であ)い、つながる90年~」。ロゴマークは「90」の数字に瀬戸内の波と夕日を組み合わせ、緑から青へのグラデーションで島と海を表現した。イメージポスターには屋島の長崎ノ鼻から眺める穏やかな瀬戸内海の風景を採用した。
 キックオフセレモニーは3月16日に高松市の屋島山上で開催。キックオフ宣言のほか、県警音楽隊による演奏もあり、年間を通じた各種催しのスタートを飾る。
 同日には屋島と岡山県の鷲羽山を舞台に、瀬戸内海の景観を楽しむウオークイベントが開かれる。行程の異なる五つのコースがあり、参加希望者は希望コース名、氏名、年齢、住所、電話番号などの必要事項を記入し、ファクス〈087(806)0225〉かメール〈midorihozen@pref.kagawa.lg.jp〉、はがきの場合は「〒760―8570(宛先住所は記載不要) 香川県庁みどり保全課」宛てに申し込む。応募多数の場合は抽選で参加者が決まる。
 イベント詳細が分かるチラシは香川県ホームページや県庁、各市町役場、コンビニなどで入手可能。問い合わせは香川県みどり保全課〈087-832-3214〉。

(四国新聞・2024/01/31掲載)


香川県


関連情報