「笠置さんのご縁に感謝」 NHK連ドラ出演の翼和希来社 公演PR 東かがわで24、25日
香川県東かがわ市で24、25の両日、OSK日本歌劇団(大阪市)の男役スター翼和希が出演するコンサート(同歌劇団主催、東かがわ市、四国新聞社など後援)が開かれる。翼は、同市出身の歌手で俳優の笠置シヅ子(1914~85年)をモデルとして放送中のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」への出演で注目を集めている。コンサートを前に1月下旬、翼が高松市番町の四国新聞社番町本社を訪れ、舞台に向けて抱負を語った。
テレビ小説に登場する歌劇団(USK)のモデルとなったのが、2022年に設立100周年を迎えたOSK。笠置は1927年に入団し、「ブギの女王」として一世を風靡(ふうび)した。
翼はブギウギで、USKの1期生として主人公「福来スズ子」らを厳しく指導する「橘アオイ」役を演じた。「出演を通じて舞台人としての心構えを改めて教わった」といい、熱演が評判を呼んだ。
東かがわ市でのコンサートでは、OSKの壱弥ゆうと唯城ありすと共に、「東京ブギウギ」などおなじみの曲を歌とダンスで届けるほか、OSK定番の傘「桜パラソル」が登場する「桜咲く国」も披露する。翼は「笠置さんの後輩として香川で舞台に立てるご縁に感謝。OSKを多くの人に好きになってもらいたい」と話した。
公演は、東かがわ市馬篠の瀬戸内リゾートベッセルおおちで24日午後4時、25日午前11時と午後1時30分開演。料金は4千円。問い合わせはOSK、電話06-6251-3091。
(四国新聞・2024/02/15掲載)