かがわの老舗 レトロを歩く=ヨコクラうどん(香川県高松市鬼無町)江戸時代末期創業 挑戦続ける県内最古のうどん店
江戸時代末期に創業され、現存する香川県内最古のうどん店として知られる。香川県高松市鬼無町の本津川付近に精米所を構え、製麺業を同時に行っていたのが起源という。
150年を超える歴史の中で、1970年代までは町の商店として、食料品や生活雑貨、専売品だった酒やたばこ、塩、切手なども販売。さらに、砕石業まで営んでいたという。80年代からはうどん専業になり、人気を呼ぶようになった。
現在、店を切り盛りしているのは5代目の横倉英城さん(46)。自身の代で手打ちに戻した麺はこしが強く、喉ごしが良いのが売り。だしはサバをベースに甘めの味わいにしている。
店やうどん業界の情報を交流サイト(SNS)で積極的に発信するほか、新メニュー開発にも意欲的。伝統を守りながらも、「業界全体を盛り上げたい」と新たな挑戦を続けている。
(四国新聞・2024/02/25掲載)
ヨコクラうどん
所在地 | 香川県高松市鬼無町鬼無136-1 |
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営業時間 | 午前8時~午後2時 |
定休日 | 木曜 |
TEL | 087-881-4471 |