ミモザ100本鮮やか 小豆島オリーブ園
内海湾を見下ろす香川県小豆郡小豆島町西村の観光農園「小豆島オリーブ園」で、黄色いミモザの花が春の日差しを受けて鮮やかに輝いている。青い空や海、オリーブの木々を背景にふわふわとした小さな花が潮風に揺れる様子に観光客らが見入っている。今月下旬ごろまでが見頃という。
ミモザはオーストラリア原産のマメ科アカシア属の常緑高木。同園ではオリーブの花や実が観賞できない春先に来園者に楽しんでもらえるよう1974年から植樹を始めた。現在は散策道沿いなどで約100本を育てている。
今年は例年よりやや早めの2月上旬に咲き始めたが、冷え込みが戻って開花が停滞。3月に入って日中の気温が上がり、直径5ミリ程度の花が一気に開き始めたという。
(四国新聞・2024/03/14掲載)