香川県高松市庵治町出身の上方落語家・桂福枝(ふくし)の公演「恩狸(おんり)改メ 桂福枝改名披露落語会」が5月12日、香川県高松市番町の香川県文化会館芸能ホールで開かれる。福枝は「芸風が変化し、さらに成長した姿を見てもらいたい」と意気込んでいる。


「恩狸改メ 桂福枝改名披露落語会」のチラシ


 福枝は千葉大法経学部卒業後、2012年に故5代目桂文枝門下の桂文福に入門し、大阪を拠点に活動している。昨秋、師匠・文福の「福」と故5代目文枝の「枝」を合わせた現在の名前に改名した。
 本公演では、讃岐国司だった菅原道真が登場する古典落語「質屋蔵」を披露する。このほか、上方落語家の笑福亭智之介と桂白鹿も出演。福枝の母校・高松商業高の同窓会から寄贈を受けた改名記念の後ろ幕のお披露目もある。
 午後2時開演。来場者にはオリジナルの千社札をプレゼントする。入場料は一般3千円(前売り2500円)。問い合わせは桂、電話090-3988-8245。

(四国新聞・2024/04/08掲載)



関連情報