香川県まんのう町吉野の国営讃岐まんのう公園で、約48万本のネモフィラが満開となった。丘一面を空色に染め上げ、来園者の目を楽しませている。見頃は今月末までの見通し。


丘一面に広がるネモフィラ=香川県まんのう町吉野、国営讃岐まんのう公園

丘一面に広がるネモフィラ=香川県まんのう町吉野、国営讃岐まんのう公園


 ネモフィラは北米原産の一年草。同公園で育てている品種「インシグニスブルー」は、英名で「ベイビーブルーアイズ(赤ちゃんの青い瞳)」と呼ばれ、直径2~3センチの愛らしい花を咲かせる。
 同公園では、3カ所計8500平方メートルで栽培。このうち約35万本が広がる「花巡りの丘」では、家族連れやアマチュアカメラマンらが続々と訪れ、写真撮影や散策を楽しんでいる。生け花仲間と訪れた坂出市の中条弘子さん(87)は「気持ちが落ち着く色。爽やかで気持ちいい。命の洗濯ができた」と感激した様子だった。
 園内では、約30品種のチューリップも21日ごろまで見頃。21日には「まんのう町の日」として、爆上戦隊ブンブンジャーショーなどのステージイベントを開催する。また同日と28日は無料入園日としている(駐車料別)。問い合わせは同公園0877-79-1700。

(四国新聞・2024/04/20掲載)


国営讃岐まんのう公園



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