昭和20年代半ばに創業した香川県高松市塩江町内で最も古いとされる食堂。店主の谷岡逸作さん(49)が家族や従業員と共に店を切り盛りしている。


看板メニューの中華そばはコクがありながらもあっさりとした味わい

看板メニューの中華そばはコクがありながらもあっさりとした味わい


 看板メニューの中華そば(600円)は、谷岡さんの祖父の代から受け継がれてきた昔懐かしの味。多くの人がジャンボサイズのいなりずし(1個150円~)を一緒に注文するという。コクがありながらもあっさりとした中華そばと、甘酸っぱいいなりずしはまさに“名コンビ”。いなりずしやちらしずしに金時豆が使われているのも香川ならでは。
 ショーケースの中には、サバの煮付け(350円)のほか、今の時季ならタケノコの煮物(400円)など季節のおかずが並び、ついつい手が伸びる。4月下旬からは、毎年心待ちにしているファンの多いサワラの押しずしも登場する予定という。


観光客や地元の人たちから愛されてきた谷岡食堂

観光客や地元の人たちから愛されてきた谷岡食堂


(四国新聞・2024/04/21掲載)

谷岡食堂


所在地 香川県高松市塩江町安原下第2号1555-1
営業時間 午前11時~午後7時(ラストオーダーは同6時45分)
定休日 月曜、第4火曜
TEL 087-897-0030


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