「こどもの日」を前に、五月人形をはじめ「端午の節句」に由来する飾りを集めた企画展が香川県観音寺市大野原町のふるさと学芸館で始まった。勇ましい武者人形や張り子の虎、だんご馬などが所狭しと並び、荘厳できらびやかな空間が広がっている。6月2日まで。


「端午の節句」に由来する飾りを集めた企画展=香川県観音寺市大野原町、ふるさと学芸館


 タイトルは「2024“端午の節句”強く 逞(たくま)しく 賢く 健やかに と願いを込めて!!」。同館では、市民らから譲り受けて保管している五月飾りを2018年からこの時季に展示している。年ごとに点数が増え、職員が1週間ほどかけて飾り付けた。
 今年は等身大の甲冑(かっちゅう)飾りや豪華な御殿飾りが新たに加わった。人形だけで137体を展示しており、神武天皇などの歴史上の人物を題材にしたものも。張り子の虎は34点、だんご馬は26点を並べた。鎧兜(よろいかぶと)のほか、お供え物の菖蒲(しょうぶ)、かしわ餅、ちまきの「三宝」、前飾りの軍扇、陣笠、陣太鼓の「三品」も陳列している。
 一方、屋外では寄贈を受けたこいのぼり約35匹を晴天時に掲げている。
 真鍋英和館長は「端午の節句に大きな飾り付けをする家庭は減り、昔ながらの武者飾りなどを間近に見る機会はなかなかない。多くの人に楽しんでもらいたい」と話している。
 入館無料。開館時間は午前9時~午後5時。月曜休館。

(四国新聞・2024/05/03掲載)



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