東かがわ、訪日客にもPR 市観光協、英語版ガイド作成
東かがわ市観光協会は、訪日客らに市内の観光スポットや宿泊施設などを紹介しようと、観光ガイドブック「東かがわルートミュージアム」の英語版を作成した。千部を無料配布しており、市への誘客につなげたい考え。
同ガイドブックの日本語版は昨年完成し、既に市内外の観光施設などで配布。初版では「ハマチの養殖」「瀬戸内海」など7項目を紹介し、新たに「和三盆」「宿泊」を加えた第2版を作成していた。
英語版は、9項目を掲載している第2版を英訳したもので、構成はこれまでのガイドブックと同様。見開きの半分を写真だけにして視覚への訴求を意識している。車や公共交通機関を使ったアクセス方法なども盛り込んだ。
市の特産品「和三盆」の項目では、江戸時代には最高級の献上品であったことや、原材料のサトウキビも市内で栽培していることなどを紹介。「宿泊」では、温泉やホテル、ゲストハウスなど多様なお薦めの宿を掲載している。
A5判でフルカラーの22ページ。同協会は「多くの訪日客に手に取って市の魅力を感じてもらえたら」としている。
(四国新聞・2024/06/05掲載)