さぬき映画祭 概要発表 上映会は来年2月 シナリオ講座に「入門コース」新設
さぬき映画祭実行委員会(委員長・橋本一仁四国学院大理事長)は、本年度のさぬき映画祭の開催概要を発表した。来年2月8、9日に映画上映会を開催、シナリオコンクールも実施するほか、シナリオ講座では、初めて脚本に触れる人を対象とした「入門コース」を新設する。
映画祭は、映画による地域の活性化を目指して2006年に始まり、今回で19回目。
上映会は香川県高松市のレクザムホール、イオンシネマ高松東、情報通信交流館e―とぴあ・かがわの3会場で実施。22年度のシナリオコンクール大賞受賞作「潮待ち模様」の映像化作品を披露する。このほかの上映作品やゲストなどの詳細は12月ごろに発表予定。「シナリオコンクール」の詳細は追って発表する。
シナリオ講座は、今年から映画監督で立命館大映像学部准教授の谷慶子さんが講師を務める。新設の「入門コース」(定員30人程度)は7月14日、ワークショップ形式の「基礎コース」(同20人程度)は7月21日、8月4、18日、9月8、15日の計5回。時間は各回とも午後1時~4時10分。会場はともに高松市内でその都度異なる。
対象はともに高校生以上で、両方を受講することも可能。受講料は入門コースが無料、基礎コースが高校生3千円、大学・短大・専門学校生5千円、一般1万円。受講の応募締め切りは7月3日。
問い合わせは同事務局、電話087-832-3785。
(四国新聞・2024/06/17掲載)